公式YouTube

【ルーマニア館🇷🇴体験記】生演奏が聞けるパビリオン!自然と再生のシアター“命がめぐる国”の物語

【ルーマニア館🇷🇴体験記】生演奏が聞けるパビリオン!自然と再生のシアター“命がめぐる国”の物語
  • URLをコピーしました!

大阪・関西万博のルーマニア館は、「自然と再生」がテーマ。映像・音楽の生演奏・アート・クラフト体験を通して命の循環を体感できます。

今回は、そんなシアターのような空間で私が体験した“ルーマニアの物語”をレポートします。

目次

パビリオンの外観🏛

建物の外観は、ルーマニア伝統の木造建築をモチーフにした“魔法の箱”

並ぶ覚悟が必要な人気パビリオン

ルーマニアパビリオンは、20分ごとの完全入れ替え制。
1回につきおよそ50人しか入れないため、いつも長蛇の列ができています。
だいたい2時間以上の待ち時間が当たり前という人気ぶり。

私が訪れたこの日も、夕方で少し空いていたタイミングだったものの、それでも約1時間待ちでようやく入場できました💦

体験レビュー

パビリオンの中へ

館内は、やや薄暗く幻想的な空間。2階分ほどの高さまで続く階段状の観覧席に着席して映像と音楽を聞きます。まるで小劇場のような雰囲気です。

前の回の観客が退出すると、次のグループが静かに腰を下ろし、上映がスタートします。

映像インスタレーション「生命と再生」

大型プロジェクターに映し出されるのは、ルーマニアの自然や文化を象徴的に描いた映像。


「根が岩を割る」「植物が蘇る」「水と塩が変化する」など、自然の循環と命の再生をテーマにした抽象的なビジュアルが続きます。
ホログラムで登場するシンボルキャラクター、ペリカンの 「ハル(HAL)」 がナビゲーターを務め、自然保護と人との共生を語りかけるように進行。

ペリカンの 「ハル(HAL)」
ペリカンの 「ハル(HAL)」


青や金、緑など多彩な光が混ざり合い、まるで自然そのものが呼吸しているような感覚になります。

生演奏:

映像の後は、女性デュオによる バイオリンとピアノの生演奏。

ゆったりとしたテンポで、クラシックコンサートのように静かで上品なメロディが響きます。
2曲ほどの短いプログラムですが、映像の余韻を包み込むように演奏が続き、会場全体がしっとりとした空気に包まれていました。

2階展示エリア:アートとクラフトの再生

演奏が終わると、階段を上がって2階へ。「再生」をテーマにしたアート作品が展示されています。

ダニエル・ラドゥレスク(Daniel Rădulescu)🎻

バイオリンをモチーフにしたオブジェ作品を3点展示。音と造形の融合を試みる金属彫刻家で、再生音楽を象徴するような造形が印象的。

クリスティーナ・プリサカリウ(Cristina Prisacariu)👘

ルーマニア作家クリスティーナ・プリサカリウの作品「再生(Re nașterea)」、卵の殻を再生素材として用いた着物のような衣装です。
壊れやすいけれど力強く、命の儚さと再生の希望を静かに表現しています。

ROMANIAN JEWELRY CRAFTED WITH LOVE 💍 ワークショップ

さらに奥では「ROMANIAN JEWELRY CRAFTED WITH LOVE」というワークショップが開かれてており、訪問時には4〜5人の参加者がジュエリーを制作の真っ最中。

伝統的な装飾技法を現代風にアレンジし、職人との交流もできる体験型プログラムです。

1階展示:塩と癒しの小宇宙

階段を降りると、1階の奥には「small-scale salt sauna(小型の塩サウナ)」という展示があります。
壁の覗き窓からは、塩で作られたミニチュアサウナの内部が見え、ルーマニアの“塩の癒し文化”を象徴。

その近くには、ダチョウの卵殻から紫陽花が咲き出る映像が展示されており、「心の儚さ」をテーマに青の光で表現されています。

レストラン「春(Haru)」

ルーマニアパビリオン内のレストラン「春(Haru)」は、伝統的なルーマニア料理を提供する貴重なスポットです。万博会場内で本格的なルーマニアの味を楽しめる数少ない場所として、多くの来場者に親しまれています。

🍽️ レストラン「春(Haru)」の基本情報

営業時間:10:00〜21:00(15:00〜16:00は休憩時間)
座席数:44席(4人掛けテーブル×8卓、カウンター席11席、車椅子用スペース1席)
予約方法:ディナータイム(16:00〜)は完全予約制。予約は30日前の午前0時から受付開始。
支払い方法:クレジットカード、QRコード決済対応

メニューの一例🍲

「春」では、ルーマニアの家庭料理をアレンジしたメニューが楽しめます。

  • サルマーレ:サワーソースをかけたロールキャベツにマッシュポテトを添えた一品。
  • ミティティ:スパイスの効いた皮なしソーセージ。
  • パパナシ:ルーマニアの伝統的なデザートで、揚げた生地にブルーベリーソースをかけた温かいおやつ。

これらの料理は、ルーマニアの家庭で親しまれている味を再現しており、異国の風味を楽しむことができます。

店内の雰囲気とサービス🧑‍🍳

店内は落ち着いた雰囲気で、テーブルのデザインもおしゃれで可愛いと評判です。スタッフは日本人で、注文は席に案内された後、レジで先払いするスタイルです。ディナータイムは予約制で、人気のため事前の予約をおすすめします。

予約情報📌

ディナータイムの予約は、30日前の午前0時から受付が開始されます。予約サイトは万博公式サイト内の「春(Haru)」ページからアクセス可能です。予約は先着順のため、早めの手続きをおすすめします。

「春(Haru)」は、ルーマニアの伝統的な味を日本で手軽に楽しめる貴重なレストランです。万博を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

【ルーマニア館🇷🇴体験記】生演奏が聞けるパビリオン!自然と再生のシアター“命がめぐる国”の物語

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Uber Eatsの撮影をはじめ、動画など様々な撮影を行なっております。また旅記録、ワードプレスのカスタマイズ、カメラのレビューもご紹介しています。 愛用カメラ:Sony a7V Zeiss、Sigma、GMレンズ

コメント

コメントする

目次