大阪・万博でずっと楽しみにしていた「Better Co-Being」パビリオンに行ってきました!
触覚デバイス「echorb」を手にして、アプリと連動した演出を体験すると、ただ展示を見て回るだけじゃなく、五感で「共鳴」を感じる新しい体験にびっくり。
今回は、私が実際に体験して感じたことを、順番に細かくレポートします✨
echorb(エコーブ)ってなに?
大阪・万博の「Better Co-Being」パビリオンで、体験のはじめに手渡されるのが、村田製作所の触覚デバイス「echorb(エコーブ)」です。
小さなデバイスで振動や光の色が変化して、来場者の動きや展示と連動、まるで自分の存在が空間全体に響いている感じです。赤い糸のエリアや虹色の光の演出と一緒に体験すると、自分も展示の一部になったような気持ちになれます。
echorbの将来的な応用もいろいろ
将来的には、医療やリハビリの場面で触覚フィードバックを返すことでリハビリや高齢者支援に役立てたり、教育やトレーニングの場面では、化学や物理の実験など触覚を伴った体験学習ができたり、エンターテインメントやゲームでは、VRやARで振動や形の変化をリアルに感じたり、人との共鳴を深める演出にも活かせそうです。また、スマートウォッチや衣服に組み込んで、通知や環境の変化を「触覚」で伝えることも考えられています。
体験の流れと私の感想
入口でechorbを受け取り
入り口でスタッフさんからechorbを受け取ると、まず専用アプリのインストール、操作方法を教えてもらいます。
振動や光で反応するデバイスって初めてで、手に持った感触はとても不思議な感じでした…。
赤い糸のエリア
次に案内されたのは、天井から無数の赤い糸が下がった空間。
自分の位置や動きに合わせて、糸や光の色が変化するのを見て、「わあ、私もこの場に響いてるんだ!」とちょっと感動。
ここは、人と人とのつながりを表す場所で、周りの人たちと無言でつながりを感じる、不思議な時間でした。
多言語表示の通路
通路に進むと、壁や床に多言語で文字が表示されるエリア。
アプリと連動して、私の動きに応じて表示が変わります。
多言語表示の通路では、世界のいろんな言語で「いのちを響き合わせよう」と書かれているそうで、訪れた人は自分がこの大きな世界の一部になったような感覚を味わえるそうです。
キラキラオブジェと水の演出
次に、キラキラ光るオブジェが見えてきて、水の演出で虹が現れるそうでずっと上むいてたのですが、実際には水の出る下側のほうで、気づかず虹が見えなかったですw。
キラキラ光る虹色の空間では、水や光の演出によって命が響き合うような感じ、手をかざすと色が変わる演出もありました。
地球儀オブジェと自分の色
体験の最後には、地球儀型のオブジェに今回の参加者の色が映しだされます。(今回は緑)
緑の糸は調和や成長を象徴しているらしく、自分が地球や自然と一緒に共鳴している気持ちになります。
体験の最後にもらえるノベルティ
「Better Co-Being」パビリオンを体験した最後に、来場者には布製のトートバッグが手渡されます。このバッグには、パビリオンのシルバーパートナーとして協賛した大塚製薬の「Wellness Energy」シリーズの製品が入ってて、未来の健康を体験とともに感じられるパッケージ内容だそう。
バッグに入っているノベルティ
- Wellness Energy Water
ポカリスエットに似た成分を持つ飲料で、紙缶に入っています。 - Wellness Energy O₂
ケンフェロール含有西洋わさび葉抽出物を主成分とするタブレット型サプリメント。抹茶風味が特徴で、健康を意識しながら手軽に摂取できるそう。 - Wellness Energy Nutritio
ミルク風味の飲料で、牛乳より低カロリー・高たんぱく質を実現。
体験を通して感じたこと
echorbやアプリで自分が作品の一部になれるのがすごく新鮮。
赤い糸の空間では、人とのつながりや共鳴を視覚で感じられて感動。
多言語表示の通路では、世界中の人々とつながる感覚が味わえました。
虹や光、水の演出は、自然と人との一体感を体験できる癒しの空間。
最後の地球儀で自分の色が反映される演出は、未来や世界と自分がつながっていることを実感できて、とても印象的。
デザインと担当者
- 建築デザイン:SANAA(妹島和世・西沢立衛)
- 演出・コンセプト監修:宮田裕章(慶應義塾大学医学部教授)
- アプリ・技術担当:大林組の技術チーム
- ノベルティ提供:大塚製薬(Wellness Energyシリーズ)
それぞれの専門家が連携して、アート・建築・テクノロジー・健康を融合させた体験型パビリオンになっています。
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