京都紅葉シーズン、新たな注目スポット『祐斎亭』!
京都・嵐山の紅葉スポットといえば渡月橋や天龍寺が定番ですが、ここ数年じわじわと注目を集めているのが、今回ご紹介する「祐斎亭(ゆうさいてい)」。
染色作家の奥田祐斎さんが手がける芸術的な空間で、秋の自然と建物の美しさをゆったりと楽しめます。
この記事では、実際に紅葉シーズンに訪れた私の体験をもとに、アクセス・予約方法・当日の様子を詳しくレポートします♪
祐斎亭の場所とアクセス方法


祐斎亭は、嵐山駅から徒歩約19分。渡月橋を渡り、桂川を左手に上流へと進んでいくと到着します。
道中には人気のコーヒースタンド「アラビカ京都 嵐山」や、保津川下りの終点もあって、ちょっとしたお散歩気分で向かえます♪
祐斎亭ってどんな場所?歴史と魅力

祐斎亭は、約800年前に建てられた歴史ある建物で、かつては芸妓や舞妓たちの憧れの宿「千鳥」として親しまれていました。
その後、染色作家・奥田祐斎さんがこの場所を引き継ぎ、染色ギャラリーとして再生。
2020年からは予約優先制で一般公開され、静かなブームとなっています。
染色作品と調和する紅葉の景色が本当に美しく、建物全体がまるでアートのような空間です。

訪れたのは2022年11月24日木曜。秋の紅葉の美しさが全開でした🍁
お店の方によれば、今年の紅葉はなんとも言えないほど美しい赤色に輝いているそうです👀✨✨
『祐斎亭』予約から当日までの流れ

祐斎亭の見学には、事前予約が推奨されています。
特に紅葉シーズンは混み合うので、公式ウェブサイトから早めの予約が安心です。
当日は予約した時間帯ごとに案内され、予約者が優先されます。
※電話での問い合わせはできないため、予約のキャンセルや変更はすべてオンラインで対応となります。

私が予約したのは10時30分の時間帯。ぴったりに到着したのですが、ひとつ前の10時枠の方がまだ入場中だったため、受付で少しだけ待つことに。

待ち時間は10分ほどで、平日にもかかわらず紅葉のシーズンとあって、館内は多くの人で賑わっていました。日本人の方が多かったですが、金髪の外国人は少なく、中華系の方もいくらかいらっしゃいました。
館内では靴を脱ぎますが、新しいビニール袋が用意されていて、そこに靴を入れて持ち歩けるので安心◎
お客さんは日本人が中心でしたが、台湾や香港から来たと思われる中華系の方々もちらほらいらっしゃいました。
入場料は現金で2,000円。当日、受付でお支払いします。
館内に入る際には、靴を脱ぎます。清潔で新しいビニール袋が用意されており、そこに靴を入れて館内を歩きます。
『祐斎亭』の紅葉おすすめフォトスポット

20年前に祐斎さんが考案した「シンメトリーな丸窓」が一般に公開されてから、SNS上で瞬く間に話題になりました。その幻想的な姿は素晴らしいものです♪
丸窓の周りには机が配置され、様々な角度からリフレクションを楽しむことができます。机にカメラを置いて撮影すると、さらにシンメトリーな景色が楽しめます。四季折々の丸窓の景色は、見事な美しさが広がっています♥


室内には3つのフォトジェニックなスポットがあり、さらにテラス席や外の紅葉と水面の反射を利用してコラボレーションした撮影ができる場所が2箇所あります。



写真撮影について
祐斎亭の撮影は自由に行うことができます。室内は右から左に向かって、一方通行の流れに沿って並んで撮影していきます。


テラス席はとても素敵で、外の風景と川下りの船とのコラボ撮影が楽しめます。また、ゆっくり座って紅葉を眺めることもできます。ネットで調べたところ、お茶が有料と書かれていましたが、実際には無料で入ることができました。ジンバルでの撮影もOKです。

祐斎亭の中は多くの人で賑わっており、三脚を持って撮影されている方はいませんでした。流れ作業的に撮影して、外の景色を含めて撮影に約30分ほどを要しました。
今回祐斎亭の撮影に持っていったのはこの2本のレンズ
祐斎亭は、紅葉の美しさだけでなく、歴史ある建物と染色作品の融合がとっても魅力的な場所。
駅から少し歩きますが、その道のりさえも楽しくて、訪れる価値のあるスポットです。
嵐山の新しい紅葉名所として、ぜひ一度足を運んでみてくださいね♪
祐斎亭観光Vlog YouTube
YouTubeに様子をアップロードしています。訪れる前に一度ご覧くださいませ〜♥
最後に

祐斎亭は最近、多くの場所で注目されていますが、本当に訪れる価値があると感じました。外国人の観光客はまだそれほど多くないため、今が行く絶好のチャンスだと思います。また、スタッフの方々も非常にフレンドリーで、心地良い対応をしてくれました。
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