去年、タイのお友達と訪れた時、ちょうどエラワン祠を通ったので友人がお参りしたいということでついていきました。噂どおり、確かに金ぴかできらびやかな四面相でしたw
エラワン祠は、そのご利益の強さで非常に有名で、その効果の絶大さから世界中から参拝者が訪れます。
エラワン祠(Erawan Shrine)は、タイのバンコク市内、ラチャプラソン交差点に位置する有名なヒンドゥー教の祠です。この祠は1956年に、近隣のエラワンホテルの建設中に事故が相次いだため、その悪運を祓う目的で建立されました。エラワン祠には、インドの四面神ブラフマー(タイ語では「プラ・プルム」)が祀られており、幸運や成功を願う多くの参拝者が訪れます。
エラワン祠へのアクセス方法
エラワン祠へのアクセスは非常に便利で、BTS(バンコク・スカイトレイン)のチットロム駅またはラチャダムリ駅から徒歩数分の場所にあります。市内の主要なショッピングエリアにも近いため、多くの観光客が立ち寄る人気スポットとなっています。
エラワン祠のお参り方法
お参りの方法はとてもシンプルで、まず名前、生年月日、住所を心の中で唱えながら、四面の神像の周りを回って願い事をします。神像の四つの顔は、それぞれ健康、恋愛、そして他の大切な願い事に対応していると言われています。

お参りした後、もし願いが叶った場合には「お返し参り」をすることが絶対とされています。お返し参りを怠ると、良くないことが起こるという噂があり、多くの人がその話を信じて、軽い気持ちでお参りをすることを避けているそうです。
私も「あなたもお参りしてみなさいよ」と軽い気持ちで勧められ、つい参拝してしまいました。しかし1年後、やはりお返し参りをしなければ悪いことが起こるのではないかと不安になり、急遽タイへ飛んでエラワン祠でお返し参りをすることになりました。1年間平穏に過ごしていた私ですが、「万が一」を考えるとお返し参りをしないでいることはできませんでした。やはり、気軽にお参りするものではないですね…。
お願いごとの効果は実際どんなものか?

お返し参りの仕方
エラワン祠でのお返し参りには、事前に申し込みが必要です。参拝者は自分の名前と、お返しのために捧げる踊りの人数を指定します。人数は2人、4人、6人、または8人から選べ、料金は710バーツからとなっています。
このお返し参りの儀式では、指定した人数のダンサーが伝統的なタイ舞踊を奉納し、エラワン祠に祀られている神様に感謝を捧げます。踊りの人数が多いほど、より多くの感謝の気持ちを示すとされ、参拝者はその感謝を込めて人数を選びます。

また、象の置物を購入してお供えする方法もあり、象はタイでは神聖な動物とされ、幸運と守護の象徴とされています。象の置物をお供えすることで、神様に対する感謝と敬意を表すことができます。
お返し参りの際には、こうした儀式や供物を通じて感謝を示し、再び願い事が叶うよう祈ることが求められます。どちらの方法も、神様への深い感謝の意を表すものです。しかし、住んでいる場所が遠くて気軽に行けない場合は、感謝の気持ちだけでも十分です。実際、私もそうしました。お願い事をした後に再度参拝しなければならないと困るので笑
エラワン祠 (タイ) の場所
こちらの記事も
よく読まれています
コメントを残す