般若寺は飛鳥時代に創建され、古くから「花の寺」として知られています。境内には初夏にはヤマブキが咲き、梅雨から初夏にかけて約1000株のアジサイが色とりどりに庭を彩ります。秋にはコスモスが満開となり、多くの参拝者で賑わいます。
別名:コスモス寺
般若寺は「コスモス寺」とも呼ばれ、秋には約30種類、15万本のコスモスが境内を埋め尽くします。この取り組みは、荒れ果てた境内で前住職が一輪のコスモスを見つけ、「多くの人にコスモスを見てもらい、心を和やかにしてほしい」という思いから始まりました。さらに、秋だけでなく初夏にもコスモスが咲きます。
般若寺と言えば、この塔と季節の花が美しい景観を作り出す景色じゃないでしょうか?
この般若寺の代表的な建物といえる三重石宝塔は、高さ14.2mもあり、1253年(建長5年)頃に、宋から来日した石工伊行末とその息子行吉によって再建されました。
「アジサイガラスボール」の発祥地:般若寺
副住職さんの発案したガラスと花の美しさを融合させた「#アジサイガラスボール」。「アジサイガラスボール」の紫陽花は、境内で咲いた花を利用してるそうで、ピークを過ぎたお花や折れた花を摘んで水に浮かべ、再び美しく咲かせているそうです。
現在、般若寺は家族連れやカップルにも人気の奈良随一のあじさいガラスボールの名所として、多くの人々に親しまれています。
大阪から般若寺(コスモス寺)のアクセス方法
説明
般若寺までは、JR奈良駅または近鉄奈良駅からバスが出ており、とても便利です。今回、私は近鉄奈良駅からバスに乗り、般若寺で降りました。- 10:10
電車 (近鉄線奈良行き1番線 快速急行にのる)近鉄鶴橋駅 10:10発 – 近鉄奈良駅 10:45着 所要時間35分(3駅)料金760円特急、急行でもOK
- 10:51
バス (2番線 青山住宅行き 118番にのる)近鉄奈良駅 10:51発-般若寺 11:12着所要時間10分(7駅)料金250円–
- 10:12
徒歩 80m1,2分ほどで般若寺に到着
この場所が見えると到着です。この先が受付です。
鶴橋駅と停車駅
近鉄奈良駅は終点なので、鶴橋からは各駅停車、準急、快速急行、急行、特急の全てが停まります。特急には特別乗車券が必要なため、早く到着する快速急行か急行をおすすめします。
近鉄奈良駅から般若寺へ行くバス
のりば②と㉑ から般若寺行きのバスが出ています。
- のりば②
【青山住宅行】 バス番号 27、81、117、118 - のりば㉑【州見台八丁目行】
バス番号 153、154
乗車(約10分) → 般若寺バス停下車徒歩(約3分) → 般若寺到着
2番バス乗り場
近鉄奈良駅の3番出口を出て、道路を挟んだ向かい側に2番線のバス停があります。そこから青山住宅行きのバスがでてるのでそれに乗ります。
2番線 バス乗り場
青山住宅行き停車駅案内地図
青山住宅行き時刻表
バスは1時間に3~4本運行しており、27番、81番、117番、118番のすべてのバスが般若寺に停まります。
【行き・降り場】般若寺 バス停
バス停を降りて右に曲がり、まっすぐ歩いて1~2分ほどで、左手に般若寺が見えてきます。
【帰り・乗り場】奈良駅行き 般若寺 バス停
帰りに向かうバス停は行きの降り場の反対側にあります。
【帰り・降り場】奈良駅 バス停
近鉄奈良駅に到着するバスはすべてこのバス停に停まります。この後ろが近鉄奈良駅の乗り場です。
般若寺の入口
大きな駐車場を通り抜けると、般若寺の入口が見えてきます。
般若寺の拝観料金
- 大人500円、中学生・高校生200円、小学生100円
- 1月、2月、7月、8月、12月の時間:9:00~16:00
詳細はこちら
三脚・ペットNG✕
あじさいの期間中三脚やペットは持ち込み禁止です。般若寺の駐車場
般若寺入り口横には自転車置場もありますよ♪
般若寺の見どころ・必見スポット
本堂
本堂の周りに並べられた可愛らしい紫陽花ボール
般若寺型石灯篭
あじさいの手水石船
江戸時代の『手水石船』。中には紫陽花の花がぎっしり敷き詰められ、コスモスがアクセントとして添えられています。その美しさに心が和みます。
アジサイの花手水のようですね♥
「西国三十三所観音石仏」と紫陽花の美しいコラボレーション
本堂の左右にある西国三十三所観音石仏は、江戸時代の元禄年間に作られ、西国三十三所巡礼の御本尊を石仏にしたものです。季節ごとに花々が周りを彩り、とても印象的な景色を作り出します。今回は紫陽花との美しいコラボレーションを写真に収めました♪
珠玉の道
本堂の右側には、木々が作る緑のトンネル、「珠玉の道」があります。小道の両側には直径15cmほどのガラスボールが並び、中には色とりどりの紫陽花の花びらが入っています🌸
あじさいの小道
最近、インスタで話題の「あじさいの小道」。この「珠玉の道」を進んでいくと、その奥に現れます。
このエリアは2023年に新たに作られたそうです。ぜひ訪れてみてください!✨
季節限定の御朱印も!
インスタでフォローするともらえるポストカード
吾輩は猫である。名前はまだない。どこで生れたか頓と見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。